ストールを巻いた笑顔の男性

矯正歯科の歴史は古く、紀元前1,000年頃の古代ギリシャやイタリア半島中部の古代エトルリアの遺跡から、歯列矯正器具が出土しています。 矯正歯科の思想が一般に普及し始めたのは18世紀のヨーロッパで、不成咬合の治療法や矯正器具が研究、開発されました。 20世紀初頭、現在のような歯の1本1本に矯正装置を取り付けて歯列を動かす矯正治療法がアメリカ人のアングルによって開発されました。初めは入れ歯の安定が目的で、個々の歯に取り付けるエッジワイズ・ブラケットとこれに結び付けて歯に力をかけて歯を動かすアーチワイヤーと言われる針金から構成された装置です。やがてまだ歯が残っている人にも正しい噛み合せを応用しようと研究が進みました。アングルは近代歯科矯正学の父と言われています。

矯正歯科の費用は一部を除いて全額自己負担となります。歯列矯正は自由診療のため、矯正歯科医院で治療費の設定が自由に行えるので、同じ治療を行っても治療費に差が出る事があります。 歯の状態や矯正器具、治療期間などによっても費用が異なってくるので、治療を開始する前に担当医に詳しく聞いておく必要があります。 一般的な相場として、相談料は無料〜5,000円、初診料は3,000〜5,000円程度です。診断料及び検査料は4〜7万円、治療費及び装置料は70〜90万円程度です。ワイヤーの調整には1回ごとに3,000〜1万円程度がかかります。 また、目立ちにくい透明や白のブラケットを利用する場合は別途に5〜20万円、裏側矯正を行うと基本料金の1.5倍の費用がかかります。